素屋根が外され、姿を現した首里城正殿=10月27日、那覇市(田嶋正雄撮影)

首里城正殿お目見え
 2019年10月31日の火災から、ちょうど6年。復元工事が進む首里城では、作業現場を覆っていた素屋根が外され、正殿がお目見えしました。
久しぶりに見るその姿に安堵し、来年秋に予定されている完成が待ち望まれます。
 火災から6年、完成まで残り1年の節目に、沖縄タイムスでは首里城に関する記事を特集しました。

首里城火災の真相はいま 「電気ショート」専門家証言に注目集まる【首里城完成まであと1年】
「首里城を守るため」焼失から6年、火災想定した合同訓練 消火手順を再確認【動画あり】
 首里城の復元には、沖縄出身の23歳の女性宮大工も奮闘しています。

沖縄初の郊外型ショッピングセンターが閉店
 1985年に開業したサンエーマチナトシティが31日、40年の歴史に幕を下ろしました。
 サンエー創業者の故・折田喜作さんがアメリカ視察で、広大な駐車場を持ち、多彩な店舗がそろう郊外型ショッピングセンターを見て、「モータリゼーションの波は、沖縄にも必ず訪れる。いち早く取り入れよう」と決意したそうです。
 その思いは、サンエーマチナトシティの開業で実現しました。その後、郊外型店舗はサンエーだけでなく、県内の小売業にも広がっていきました。
 この逸話を、元社長の上地哲誠さんに教えてもらったのを思い出します。
 沖縄県民の消費行動や余暇活動の変化の先鞭をつけたマチナトシティ。地元の方々の思い入れもひとしおのようです。閉店当日も数々のドラマがありました。
詳しい記事をぜひお読みください。

「たくさんのおもいでありがとう」 地元記者(37)が語り尽くす、在りし日のサンエーマチナトシティ
サンエーマチナトシティ、建物残し商業施設を検討 沖縄・浦添市
 沖縄初の郊外型ショッピングセンターが閉店する一方、老舗百貨店のリウボウが入る那覇市の商業施設「パレットくもじ」は大規模リニューアルしました。県内小売業の歴史は、また新たなページを刻んでいきます

アメリカ軍基地内でエイサー奉納
 沖縄戦で古里を奪われた人たちとその子孫が、思い出の土地で先祖にエイサーを奉納しました。

 気になる週末の天気は、気象予報士・崎濱綾子さんのお天気コラムでチェック!よい週末をお過ごしください。今週のデジ編チョイスは照屋剛志が担当しました。
 
 
 
 
 
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