【読谷】読谷村都屋漁港で1日、ミジュン(イワシ)4トンが水揚げされた。1トンを超えるのは4月以来。
ミジュンは初夏の訪れを知らせる魚として春先に多く水揚げされる魚で、11月にこれほどの大漁となるのは珍しい。
 同村沖の定置網にかかった。この時期の通常の水揚げ量は1日当たり300~400キロ程度で、読谷村漁業協同組合の前泊克昌組合長は「なぜこの季節に大量にかかったのか分からない」と首をかしげた。
 水揚げされたミジュンは、銀色の体をきらめかせながら直売所へ運ばれ、手際よくさばかれて新鮮な刺し身として店頭に並んだ。港は買い求める客でにぎわった。(中部報道部・比嘉大熙)
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