市職員へのセクハラ問題を巡り、沖縄県南城市議会から不信任決議を受け、市議会を解散した古謝景春市長は2日、次期市長選に立候補すると明言した。

 解散に伴う2日告示の南城市議会議員選挙に立候補を届け出た25人のうち21人が、改選後の市議会に不信任決議案が再提出された場合、「賛成」する意向を示している。
失職が濃厚となる現状に古謝市長は「私はセクハラはやっていないので、私を応援している方々の票差を見れば市民も理解をしている。魅力ある街づくりの継承を頑張れる議員が当選すると思う」と話した。
 記者から「どのように市議選を見守るか」と問われると「私を激励する議員さん方から毎日電話が来る。古謝市長頑張れという叱咤激励を受けているので、その結果が出ると思う」と述べた。
 古謝市長が不信任決議を回避するには「市長派」7人以上の立候補と当選が必要だが、立候補を届け出たのは4人にとどまっており、古謝市長の失職が濃厚となった。
 南城市議選は9日投開票。約2500万円の費用が掛かる見通し。
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