【浦添】第48回浦添てだこまつり~てだこポケットフェスタ(主催・同実行委員会)が10月18、19の両日、浦添カルチャーパークを主会場に開かれた。2日間で約10万人(主催者発表)が来場。
初日を飾った三大王統まつりをはじめ、音楽ライブやダンス、棒や旗頭、エイサー演舞など多彩なステージに観客は酔いしれた。
 三大王統まつりは浦添王統時代の栄華を表現。迫力の太鼓演奏で幕を開け、空手や中国武術など圧巻の演舞が繰り広げられた。龍神と獅子舞の勇壮な競演や旗頭、エイサー演舞で王都の繁栄を描く壮大なステージが観客を引きつけた。
 カチャーシーで会場が一体となった後、打ち上げ花火が夜空を彩り、市制施行55周年にちなんで「5」を形作る花火も上がった。
 家族で訪れた那覇市立首里中学2年の嘉数明珠美さん(13)は「他にはない感じで歴史も学べる気がするから楽しい」と笑顔。浦添市出身の母綾子さん(48)は「ずっと続いているまつりだし、すごくいい。これが歴史になっていけば」と期待した。
 屋富祖大通りを歩行者天国にした前夜祭「第26回ひぃーやー祭々」も17日に開かれ、パレードや大綱引きで盛り上がった。
(浦添西原担当・新垣玲央)
 
(写図説明)三大王統まつりで勇壮なエイサーを披露し、観客を魅了した出演者=10月18日、浦添市・浦添カルチャーパーク
(写図説明)前夜祭「第26回ひぃーやー祭々」で屋富祖大綱引きを楽しむ来場者=10月17日、浦添市屋富祖(提供)
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エイサーや武術 演舞圧巻 多彩なステージに観客酔心 てだこまつりに10万人楽しむ 沖縄・浦添市
前夜祭「第26回ひぃーやー祭々」で屋富祖大綱引きを楽しむ来場者=10月17日、浦添市屋富祖(提供)
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