厚生労働省は7日、工業技術や衣服、建設など各分野で卓越した技能を持つ142人を、本年度の「現代の名工」に選出したと発表した。県内から造園師の神谷朝貞さん(76)=平成造園、ガラス製品製造工の松田英吉さん(63)=琉球ガラス匠工房、畳工の岩本久和さん(69)=久雄畳店、楽器製造工の新垣喜盛さん(84)=池武当新垣三線店=が選ばれた。

 神谷さんは 琉球庭園の伝統技法の琉球石灰岩石組み技能に習熟。県立職業能力開発校で講師を務めるなど後進の育成に寄与した。
 松田さんは琉球ガラス製造協同組合理事長などを歴任。独自の技法で模様を作り、県商工会特産品コンテストで県知事賞を受けるなど活躍する。
 岩本さんは「割縫い」「回し縫い」などの優れた畳工の技能を有し、編み出した製作法を普及させて業界の発展に貢献した。
 新垣さんは本格的な音色で高耐久で安価な三線を開発し、初心者の参入障壁を劇的に下げた。特許技術を広く公開し、三線の普及を加速させた。
 「現代の名工」表彰制度は1967年度創設。県によると、県内受賞者は今回を含め67人。表彰式は10日に東京都内で開かれる。(社会部・下里潤)
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