沖縄市内で8月、20代女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われた前うるま市社会教育部長の被告(52)=沖縄市=の初公判が21日、那覇地裁沖縄支部(梶浦義嗣裁判長)で開かれ、被告は起訴内容について「酒に酔っていて ほとんど覚えていないが、積極的に争うことはしません」と述べた。弁護側は「検証が必要」と述べて認否を「留保」した。
次回公判は12月19日。

(資料写真)那覇地裁沖縄支部

 起訴状などによると8月30日、沖縄市内のホテル敷地内で酒に酔った20代女性の着衣の中に手を入れ胸を触ったほか、走行中の自動車内で性的行為に及んだとしている。
 9月1日に女性の知人から県警に相談があり事件が発覚した。
 うるま市教育委員会によると、被告は11月1日付で休職となった。担当者は「裁判結果を踏まえ懲戒処分を検討したい」としている。
うるま市前部長 性的暴行「酒に酔って覚えていない」 弁護側は...の画像はこちら >>
(資料写真)那覇地裁沖縄支部">
編集部おすすめ