第37回全島獅子舞フェスティバル(主催・うるま市教育委員会、共催・沖縄タイムス社)が23日、沖縄県うるま市にある世界遺産・勝連城跡で開かれた。市内外の8団体が獅子舞を披露したほか、比嘉区のパーランクー演舞、うるま市の中高生による現代版組踊「肝高の阿麻和利」も上演された。
訪れた多くの観客が地域の繁栄を祈願する伝統の舞に拍手を送った。
 南風原区伝統芸能保存会、上江洲獅子舞保存会は地域で長く受け継がれている舞を子どもたちだけで披露。かわいらしいワクヤー役の猿の踊りや勇壮な獅子舞で会場を盛り上げた。
 宮城達也さん(38)=沖縄市=は「エイサーもいいけど獅子舞もかっこいい。子どもの踊りもかわいくて見に来て良かった」と笑顔。息子の悠ちゃん(5)は「獅子舞は顔が少し怖かった。棒を使って獅子舞と戦ってすごかった」と話した。(中部報道部・比嘉大熙)
「かっこいい」「すごかった」世界遺産で獅子舞が躍動、観客魅了...の画像はこちら >>
編集部おすすめ