【恩納】特定外来植物のツルヒヨドリ(キク科)が開花期を迎えている。恩納村喜瀬武原で畑囲いの木の上までツルヒヨドリがはい、小さな花が集まって咲く集合花を付けているのが25日、観察できた。

 繁殖力が強く、生態系に重大な被害を与え、世界の侵略的外来種ワースト100に挙げられている。
 花が咲いた後の種子を飛ばして広がるのが特徴。つるが1日に10センチほど伸びるとされる。ツルヒヨドリと他のつる性植物との区別が困難な場合、種子を飛ばす前の開花期に駆除するのが大切といわれる。
 ツルヒヨドリは名護市内の畑地や山間部でも開花しているのが確認できた。(玉城学通信員)
侵略的外来種が沖縄・恩納村で開花 強い繁殖力、畑を囲う木を覆...の画像はこちら >>
編集部おすすめ