交流サイト(SNS)で知り合った14~16歳の少女3人に現金を渡し性交したなどとして、不同意性交、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)などの罪に問われた無職の被告(48)=那覇市=の論告求刑公判が27日、那覇地裁(小畑和彦裁判長)で開かれ、検察側は懲役5年6月を求刑した。弁護側は執行猶予付き判決を求め、結審した。
判決は来年1月9日。
 検察側は論告で、被告が女子高生になりすましインスタグラムで少女らに接近した手口を「悪質で常習性は明らか」と指摘。県警の警視時代にも少女を買春して罰金刑を科され、間を置かず同じ罪を重ねた経緯からも「再犯の恐れは相当大きい」とした。
 弁護側は被害者3人のうち2人と示談が成立し、家族が監督すれば社会での更生が可能と主張。執行猶予付き判決を求めた。
 被告人質問で被告は未成年を狙った理由について「未成年の方が手軽に会えると思った。性欲を抑えることができなかった」などと述べた。
少女3人に現金渡し買春 被告に5年6月求刑 検察「再犯の恐れ...の画像はこちら >>
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