プロ野球・元東京ヤクルトスワローズの選手を講師に招いた「第17回学童野球教室」(県パチンコ・スロット協同組合青年部主催)が22日、浦添市のANA SPORTS HALLてだこで開かれた。同市と那覇市の学童野球チーム14チームから75人が参加し、元プロ選手からプレー上達の秘訣(ひけつ)を学んだ。

 講師は、元外野手の中尾敏浩さんと元投手の山中浩史さん。準備体操の後、走塁で意識するポイントの他、投球や打撃の技術を指導した。
 中尾さんは「意識の積み重ねで必ずうまくなるよ」と話した。「投球するときは肩よりひじは下げない」などの具体的なアドバイスに児童たちは真剣な表情で聞き入っていた。
 山中さんの指導を受けた仲西VBCの西幾真さん(12)=仲西小6年=は「突き刺すイメージでボールを投げるというアドバイスが勉強になった。これからの練習に生かしたい」と話した。
(社会部・西平光葉)
編集部おすすめ