沖縄県企業局は4日、石川浄水場(沖縄県うるま市)から那覇市の上間調整池に送水する水道管の一部が沖縄市比屋根で漏水していたことを3日に発見したと発表した。同調整池は北谷浄水場からも送水しているため、断水の恐れはない。
漏水に伴う道路陥没などの影響もないという。

法定耐用年数40年を超えた水道管から漏水している現場=4日午後4時ごろ、沖縄市比屋根

 漏水した水道管は1966年の設置から59年が経過し、法定耐用年数40年を超えている。
 企業局が管理する水道管の漏水事故は11月24日にも発生したばかり。原因は本島北部と中南部に送水する浄水場をつなぐ67年に設置された水道管の破裂で、老朽化が事故につながったとみられる。この時の事故では本島中南部7市町19万世帯が断水した。
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