沖縄から革新的で競争力のあるスタートアップの創出・育成を目指す「オキナワ・スタートアップ・プログラム(OSP)」は5日までに、2025年度の支援企業8社を採択した。海洋プラスチックごみの再資源化による製品開発やアオリイカの陸上養殖施設の開発、生成AIを利用して職場の人材を育成するチャットシミュレーションサービスなどのビジネスプランが選ばれた。


 

 8社は、県内企業とのビジネスマッチングで事業成長の機会を探るほか、投資家や企業支援機関の担当者らとの交流会に参加して、ネットワークを広げる。また、資金調達や事業連携に向けて、プレゼンテーションの技術を磨き、来年2月20日に県内外の企業や投資家らを対象にした発表会「デモデイ(発表会)」に臨む。

 

 OSPは今回で9回目。過去最多の66社が応募し、1次の書類審査で21社を選考した。2次のプレゼンテーションでの審査を経て、採択企業を決定した。主催は沖縄タイムス社、琉球銀行、沖縄セルラー電話、沖縄電力、日本トランスオーシャン航空、大同火災海上保険、JTB沖縄、琉球放送の8社。
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支援企業8社を採択 オキナワ・スタートアップ・プログラム 2026年2月、企業や投資家らに発表会【一覧表あり】
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