【うるま】うるま市産業まつり(主催・同実行委員会)が11月29、30の両日、同市のイオン具志川店をメイン会場に開かれた。市内を中心とした飲食業や製造業など約70の企業・団体が出店。
シーサー作り体験のワークショップの他、琉球ガラスやメンサー織などの工芸展、市内の子どもたちのダンスや音楽ライブのステージもあった。
 メイン会場では、彫刻家の上野優子さんが講師を務める「親子シーサー彫刻製作体験」のワークショップを開催。2日間で親子41組が瓦や粘土などを使って、楽しみながらオリジナルのシーサーを作った。上野さんは「オリジナルには二つの意味がある。一つは自分だけの特別なシーサー、もう一つは昔から瓦職人が余った材料を使って作っていた原点のようなシーサー。二つの意味を伝えて、子どもたちが思い思いに作っていた」と話した。
 子どもたちは出来上がった作品を家族や友達と見せ合いながら「かっこいい」「すごい」などと感想を言い合っていた。
 サブ会場でもさまざまな関連イベントを展開。スーパースポーツゼビオうるま店前では、パワーショベルや消防車などの働く乗り物体験があり、子どもたちが憧れの車両に乗り喜んでいた。(中部報道部・吉川毅)
 
(写図説明)うるま市産業まつりで、彫刻家の上野優子さん(左)からシーサーの作り方を学ぶ子どもたち=11月29日、同市のイオン具志川店
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