【石垣】丸亀製麺(東京、山口寛社長)は10日、石垣市真栄里に国内最西南端となる「丸亀製麺石垣島店」をオープンさせた。県内離島への出店は初。
人気の「釜玉うどん」に石垣島産の卵を使用し、地元の島豆腐を使った限定メニューなどをそろえた。丸亀製麺は国内868店、県内9店となった。
 石垣島への出店を2022年から計画。宮古島も候補に挙がったが、人口規模や店舗立地、観光客など流動人口の多さなどを踏まえて進出した。
 店内82席で、台風などに備え、通常店より約7倍の大きさの国内最大の冷蔵庫と冷凍庫を完備する。約50人を地元で新規雇用した。営業時間は午前11時~午後10時。初日は20分早めて開店した。
 10日午前5時ごろから列の先頭に並んだ玉城碧人さん(25)は「この日を心待ちにしていた。低価格でうどんが食べられてうれしい」と喜んだ。
 山口社長は「石垣島店は国内離島に出店拡大する試金石になる」と期待した。
(八重山支局・砂川孫優)
 
(写図説明)オープンと同時に次々に注文する客=10日、石垣市真栄里の丸亀製麺石垣島店
石垣島に丸亀製麺オープン 国内最西南端 県内離島出店は初の画像はこちら >>
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