沖縄タイムスふるさと元気応援企画の第37弾となる「2025久米島町 観光・物産と芸能フェア」が12日、那覇市久茂地のタイムスビルで始まった。町内外15の事業所が車エビや久米島みそ、国指定重要無形文化財の久米島紬(つむぎ)などを展示・販売する。
14日まで。
 主催は久米島商工会、町、沖縄タイムス社。久米島はオンラインを含め13回目の開催となる。
 オープニングセレモニーで桃原秀雄町長は「島の物産と芸能を見て、触れて、味わって、久米島をさらに好きになってほしい」とあいさつ。久米島商工会の薗田眞理会長は「観光客にも久米島の魅力を伝えたい」と語った。沖縄タイムス社の瑞慶山秀彦社長は「えりすぐりの特産品が勢ぞろいした。島の魅力を堪能してほしい」と呼びかけた。
 飲食ブースでピリ辛味噌もやしそばを食べた沖縄市の又吉涼香さん(24)は「久米島出身なので懐かしいグルメがたくさんあった」と笑顔を見せた。
 13、14日はビル3階のタイムスホールで島の小中高生による現代版組踊「月光の按司 ガサシワカチャラ」を上演する。(社会部・西平光葉)
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