子どもの貧困や若年出産など、沖縄特有の課題解決へ琉球大学が設置した「おきなわこどもまんなかウェルビーイングセンター」は、県内の高校生向けの無料セミナーを始めた。困難を抱える児童生徒をサポートする人材の早期育成が目的で、受講生を募集している。

 セミナーは全4回で、初回は11月22日に開いた。うつ病からの復職を支援するBowL理事の徳里政亮さんを講師に、「MBTI」と呼ばれる性格検査を通して自己理解を深めた。
 第2回は12月27日(土)。「みんなに相談してみたいことは?」「最近試してみて成功したことは?」などと書かれたリフレクションカードを使って近況を振り返り、グループで対話。他者理解の方法を知る。
 第3回は来年1月31日(土)。ヒューマンライブラリー沖縄代表の森田直広さんを講師に、経歴も関心もさまざまな大学生の経験を傾聴。本を読むように人生のストーリーを追い、多様な生き方に触れる。
 最終回は2月1日(日)。森田さんの後押しで高校生自身が語り手になる。悩みや達成感といった体験を物語に仕立て、本を読み聞かせるように話す。感想を語り合い、多様な人々との相互理解を体感する。

 申し込みフォームはこちらから。時間や場所など詳細はセンター事務局へ。平日午前9時~午後5時、電話098(894)5543。
(デジタル編集部・新里健)
困窮や若年出産で困難抱える沖縄の子 支援へ琉球大学が新組織 ...の画像はこちら >>
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