沖縄県内六つのグスクに関連する団体は24日から、世界遺産登録25周年を記念して「沖縄グスク巡り御城印」を各城跡の施設内で販売する。2022年の「世界遺産グスク5城コラボ御城印」の第2弾としてデザインを一新し、新たに日本遺産の浦添城跡が加わった。

 6団体は沖縄美ら島財団、中城村観光協会、うるま市観光物産協会、読谷村観光協会、今帰仁村観光協会、浦添市観光協会。
 御城印は、寺や神社を訪問した記念になる「御朱印」の城版。県産月桃を原料とした月桃紙に城の名前やデザインを施している。首里城跡、中城城跡、勝連城跡、座喜味城跡、今帰仁城跡、浦添城跡の6種類あり、価格は各500円。
 浦添市観光協会の新城歩さんは「浦添城跡は都が首里に移る前の居城で、琉球王国の基盤ともいわれる。加われてうれしい」と話した。沖縄美ら島財団の木下龍太さんは「6種類そろえるとつながるデザインになっている。県内のグスクを巡り、沖縄の歴史に興味を持ってほしい」と語った。
(社会部・西口優子)
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