【伊江】修復工事を終え、運用が再開された沖縄県伊江村の伊江島補助飛行場で17日午前、米軍がパラシュート降下訓練をした。固定翼機から物資を投下する様子も見られた。
物資の投下訓練を巡っては、提供区域外に落下する事故がこれまで複数回発生し、村は中止を求めている。

米軍機から物資が投下される様子=17日午前、伊江村・伊江島補助飛行場
パラシュートで降下してくる米兵ら=17日正午すぎ、伊江村・伊江島補助飛行場

 午前11時20分ごろから正午までに、 同じ機体から計4回、物資が投下された。午後0時25~35分には、機体から2回に分けて、各6人の計12人がパラシュートで降下した。
 物資投下に関しては今年1月、米海兵隊のMV22オスプレイが同飛行場周辺の海上に、重さ400~450キロの貨物を落下させる事故が発生。2014年4月にも、重さ約200キロのドラム缶4本が区域外に落下した。
 名城政英村長は物資投下について「中止を求めてきたが、事前に訓練の内容も知らされていない。沖縄防衛局を通して事実確認をしたい」と述べた。
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米軍、伊江島で物資投下訓練 運用再開された補助飛行場で 村長「中止求めてきたが内容知らされていない」
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