沖縄ライブの宣伝にひめゆり平和祈念資料館所蔵の写真を加工して無断使用した音楽バンド「グランギニョル」が17日、交流サイト(SNS)で、ひめゆり学徒隊をコンセプトとした公演を行ったことや写真の無断使用について同館へ謝罪したと明らかにした。同日付で活動を終了することも発表した。


 同館によると、バンド側から16日、謝罪の電話があった。普天間朝佳館長は「沖縄の人も含めて周りの声に向き合ったのだと思う。真摯(しんし)な態度を感じ、希望を持った」と語った。「沖縄戦の記憶やひめゆりの体験に出合う機会だと前向きに捉え、ぜひ資料館にも来て生の声に向き合ってほしい。その時には私が案内したいなと思う」と呼びかけた。
 バンドは公式Xで、「ひめゆり学徒隊という極めて重く、沖縄の地に今も続く大切な記憶をコンセプトとして扱ったことで、ご遺族の方々、沖縄の皆さまをはじめ、多くの方の心を傷つけてしまったことを重く受け止めている」と説明。「表現者としての判断、配慮、認識のすべてが未熟で、決して許されるものではなかった」と記した。
 共演者や関係者、会場だったライブハウス関係者にも迷惑をかけたとし「今後、同様のことが二度と起こらぬよう、表現に携わる立場としての責任と向き合い続ける」とつづった。
(社会部・當銘悠)
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