小学生がインスタントラーメンを素材にレシピを考案し、食育を学ぶ「第24回インスタントラーメン小学生レシピコンクール(主催・日本即席食品工業協会)」の全国大会で、九州沖縄地区代表で出場した宜野湾小学校5年、大西佑奈(ゆうな)さん(10)の「なんちゃってタコライスラーメン」が、3位の審査員特別賞に選ばれた。
 コンクールには全国から1万382作品の応募があり、11月30日に東京都内であった本戦では、書類選考を通過した12人が制限時間内に考案したレシピを調理し、出来栄えを競った。

 大西さん考案の「なんちゃってタコライスラーメン」は、母の貴乃(たかの)さんが好きなタコライス風の一品で、夏バテ防止に効く豚ひき肉をふんだんに使った。市販のインスタントラーメンに、たっぷりのレタスとピザ用チーズ、ゆで卵を盛り付け、隠し味のカレー粉でピリ辛味に仕上げて食欲が出るよう工夫した。
 大西さんは「味付けのバランスを考え、暑い夏を乗り切れる食材を考えた。自信はなかったが、3位になれて『何にでも挑戦してみよう』と思えるようになった」と話した。(社会部・玉城尚也)
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小学生の考案レシピ、全国3位に 夏バテ防止の工夫凝らす 「挑戦が自信に!」 即席ラーメンコンクール
大西佑奈さん
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