住宅屋根の防水工事が必要と虚偽説明する「点検商法」で工事代金をだまし取ったとして、県警生活保安課と沖縄署、石川署は17日、詐欺と特定商取引法違反の疑いで豊見城市の会社役員、容疑者の男(26)ら男3人を逮捕した。
 他に逮捕されたのはいずれも糸満市で、会社役員の容疑者の男(26)と会社員の容疑者の男(21)。
県警は3人の認否を明らかにしていない。
 逮捕容疑は昨年10月21日から同31日にかけて、うるま市の無職の80代男性宅で屋根の防水工事をする必要がないのに「今後雨漏りする可能性がある」などとうそを言い、現金330万円を26歳の容疑者が管理する預金口座に振り込ませた疑いがある。
 26歳の容疑者は実在する不動産業「レキオス」と同名のリフォーム業を名乗り工事を手がけていた。26歳の容疑者は代表取締役で、26歳の容疑者と21歳の容疑者は事件当時、社員だったという。26歳の容疑者2人は、無許可で500万円以上のリフォーム工事をした建設業法違反の疑いで11月26日にも逮捕されている。
「今後雨漏りの可能性」と点検商法 、詐欺疑いで男3人逮捕 県...の画像はこちら >>
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