[胃心地いいね](859)BRISK STAND NAGO 名護市為又1220の71
 日本一に輝いたハンバーガーショップが沖縄に初上陸した。つなぎなしの国産牛100%パティを挟んだバーガーを真っ二つにし、パティの肉汁を吸わせながら断面をこんがり香ばしく焼いた「切ったやつ」が看板メニューだ。

 名護市為又のOKINAWAフルーツらんど内に14日オープンした「BRISK STAND NAGO(ブリスクスタンド名護)」の米城要さん(50)は「沖縄で日本一のハンバーガーを食べてもらいたい」と意気込む。
 神戸市に本店を構えるブリスクスタンドは、横浜市内で6月に開催された「ジャパンバーガーチャンピオンシップ」で全国72のハンバーガーショップの中から日本一に輝いた。
 名護店のオーナーで那覇市出身の米城さんは20歳で上京し、東京や神奈川県でサラリーマンをしていた。たまたまブリスクスタンドのフランチャイズ募集を見て、「このブランドなら地元沖縄で勝負できる」と出店することを決めた。
 看板商品の「切ったやつ」は、見た目が新しいだけではない。ズバッと切られたバンズに染み出した肉汁を吸わせながら熱々の鉄板で焼くと、断面がキャラメル色になりカリッとした食感に変化する。
 国産天然塩で味付けしたシンプルなパティに、3日間煮込んだタマネギとチェダーチーズが絡み合って深い味わいとなる。シングルパティは税込み1650円で、がっつり食べたい人にはダブルパティ(同2500円)もお薦め。
 市内や隣の本部町は、県内有数の人気ハンバーガーショップが立地する激戦区。米城さんは「ブランド力のある『切ったやつ』で名護のハンバーガーを盛り上げて、『名護はハンバーガーの街だよね』と言ってもらえるようになりたい」と笑顔を見せた。
(北部報道部・松田駿太)
 【お店データ】店舗はOKINAWAフルーツらんど入り口。営業時間は午前10時半~午後7時半。
不定休。駐車場完備。 電話0980(43)1155
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看板メニューはハンバーガーを「切ったやつ」 肉汁を吸わせ断面をこんがり焼く ”日本一”の逸品、激戦区の名護市で勝負
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