首都圏の沖縄情報冊子「ウチナータイム！」が休刊　東京で9年間の感謝の集い　全国160カ所で販売、沖縄ファン増やす
休刊した「ハイサイ！ウチナータイム！」 画像（2枚）
　【東京】首都圏を中心に沖縄情報を発信してきたフリーペーパー「ハイサイ！ウチナータイム！」が１１月１０日発行の第１０７号を最後に休刊した。全国１６０カ所で５千部を配布し、沖縄ファンを増やしてきた。
（東京支社・高良久美子）
　編集長は美ら島沖縄大使、東京県人会理事、本紙首都圏通信員として活躍する宮里英克さん。２０１６年４月、Ａ４判の表裏２ページからスタートし、２８ページの冊子に成長した。
　９年の間にはコロナ禍もあり、一時ウェブ版だけの発行に切り替えて乗り切った。在京県人や沖縄ファンへ沖縄カルチャーの特集やコラム、イベント情報など沖縄の魅力を届けてきた。
　休刊の区切りに「感謝の集い」が１２月７日、都内で開かれた。愛読者や執筆者、関係者ら約１６０人が集まり、同誌の思い出を語り合い休刊を惜しんだ。
　宮里さんは「みんながつながって新しいことができた。また違う形で沖縄の魅力を伝えていきたい」と感謝を述べた。執筆陣とのトークショーやかりゆし５８の前川真悟さんのスペシャルライブもあり、会場を沸かせた。
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首都圏の沖縄情報冊子「ウチナータイム！」が休刊　東京で9年間の感謝の集い　全国160カ所で販売、沖縄ファン増やす
宮里英克さん（手前右から２人目）を囲んで来場者全員で記念撮影＝７日、アリスアクアガーデン品川
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