【西原】 沖縄タイムス社主催の「『手話でつながる新しい世界』学校巡回プロジェクト」の最終回が10日、西原町の琉球大学で開かれた。受講生4千人が学ぶオンライン手話教室を運営する藤乃さん=豊見城市出身=が聴覚障がいや手話について解説。
藤乃さんは「誰しも不自由さはある。できない理由ではなく、できる方法を考え、壁を乗り越えて」と呼びかけた。琉大生と一般参加の110人が耳を傾けた。
 藤乃さんは、耳の聞こえないろう者に「音が聞こえ過ぎて健聴者は大変そう」と言われたことをきっかけに障がいに対する考えが変わったと紹介。立場や環境が違えば「不自由や不便に対する捉え方も異なる」と説いた。聴覚障がいへの配慮の必要性も伝えつつ、「思い込みで自分や相手への限界を決めていないか」と問いかけた。
 生まれつき耳の聞こえないろう者の渡辺博和さんも登壇。受講者は手話や指文字を学んだ。
(デジタル編集部・照屋剛志)
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