【金武】金武町は11月27日、「町海外移住者子弟等研修生受入事業」の閉講式を町立中央公民館で開いた。研修生3人は、3カ月の成果を報告。
受け入れの親族ら200人が出席し、修了を祝福した。
 3人は上達した日本語であいさつ。ブラジル3世の安富祖・ライース・ミツコさん(26)は「おばあちゃんは沖縄に帰るという夢を実現できなかったが、代わりに私がかなえられた」と誇らしげ。ペルー4世のオルデリケ・仲間・ジョセフさん(27)は「家族のように温いシマンチュとの出会いで、私の人生が変わった」と笑顔で話した。アルゼンチン3世の前田・ナイアラ・ベレンさん(24)は、カラオケで祖母の声にそっくりだと言われ感激したことを振り返った。
 3人は研修の成果を発表した。日本語や書道、生け花の他、県内各地を視察した時の学びをパネルで展示。腕を磨いた琉舞と三線も披露した。
 同事業を修了した研修生は3人を含めて94人となった。仲間一町長は「金武町と移住国の架け橋となり、親善交流の発展に取り組んでほしい」と激励した。
 町民と最後の交流をした3人は「こんなに温かく迎えられて、まるで家族のようだ」「また帰ってくる。ここは私たちの故郷です」などと涙を交えて感謝の言葉を伝えた。
(仲地暁通信員)
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