【南城】南城市の古謝景春前市長(70)の失職に伴う同市長選は21日に投開票され、元県議で無所属の大城憲幸氏(57)が1万1690票を獲得し、同じく元県議で無所属の座波一氏(66)=自民、国民、公明推薦=に3431票差をつけて初当選した。県政与党の「オール沖縄」とも野党の自民とも距離を置き、「政党や組織、団体に頼らない選挙」を展開。
自転車で地域を回る独自の選挙戦で支持を広げた。投票率は前回2022年より14・23ポイント低い54・89%。06年の南城市誕生以降の全ての市長選と市議選の中で最低だった。(南部報道部・平島夏実)

当選を確実とし、支持者とバンザイ三唱で喜ぶ大城憲幸氏(前列中央)=21日午後10時7分、南城市大里・大城集落センター(宮城貴浩撮影)

 前市長による市職員へのセクハラ問題を受け、今回の選挙は「市政の信頼回復」が争点の一つになった。大城氏は、問題が長期化したのは市役所、市議会が機能しなかったのが一因とみて「市役所改革」の必要性を唱えたほか、最重要政策に子育て支援を掲げた。
 玉城デニー知事が告示日に「祈 必勝」と書いたため書きを届けるなど、一部のオール沖縄勢力が支援に回った。
 一方、自民党県連の要職を歴任した座波氏は組織力を生かした選挙戦を展開。「古謝氏の後継ではない」と強調して市政刷新を訴えたが、支持が広がらなかった。
 当日有権者数は3万6672人(女性1万8384人、男性1万8288人)。
 大城 憲幸氏(おおしろ・のりゆき)1968年9月19日生まれ。旧大里村大城出身。琉球大卒。
JA沖縄経済連勤務などを経て、大里村議1期、南城市議3期、2016年から県議2期。

自転車で市内を回り支持を訴える大城憲幸さん=14日午後、南城市佐敷屋比久(宮城貴浩撮影)
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南城市長選、大城憲幸氏が初当選 自国公推薦候補に3431票差 セクハラ混乱の市政「改革」
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