【沖縄】沖縄市の沖縄こどもの国は来年春、県内初となるミニカバを展示する。国内での飼育は7施設目。
大阪府吹田市の「生きているミュージアム NIFREL(ニフレル)」から、繁殖を目的としたブリーディングローンで提供を受ける。沖縄市役所で24日開かれた記者会見で、 市の職員が発表した。

来年春に沖縄こどもの国へ移送予定のミニカバのネムネム(生きているミュージアム NIFREL提供)

 来園するのは、体重約190キロのメス「ネムネム」。2023年8月生まれで、現在2歳。同園では初のミニカバ飼育となるため、担当飼育員が事前研修をするなど受け入れの準備を進めている。
 ミニカバは世界三大珍獣の一つとされる希少動物。体重が2~3トンに達する一般的なカバに比べ、約10分の1と小柄で、主に陸上で生活するのが特徴だ。同園ではカバ2頭を飼育しており、両種を比較して観察できる点も見どころとなる。

県内初展示となるミニカバの実寸パネルを置いてPRする花城大輔市長=沖縄市役所(提供)

 ミニカバの移送は来年春ごろの予定で、沖縄の温暖な気候に慣れ次第、一般公開する。
 同園理事長の花城大輔市長は「ミニカバは愛らしい姿で幅広い世代に親しまれる動物。沖縄の子どもたちにぜひ見せたいと思い準備してきた。クリスマスにうれしいニュースを届けられてうれしい」とコメントとした。
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来年春に沖縄こどもの国へ移送予定のミニカバのネムネム(生きているミュージアム NIFREL提供)">
「世界三大珍獣」ミニカバ 沖縄こどもの国へ 2026年春から県内初の展示
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