漁業に関する知識や技術を生かして後継者育成などに取り組む「漁業士」に、久米島漁協の伊関亜里砂さん(50)が県内の女性で初めて認定された。伊関さんはアーサの養殖やマグロの一本釣りをしており、「各地域から若い漁業者が増えてほしい。
女性の後継者も育成していきたい」と抱負を述べた。
 11月に開かれた県青壮年・女性漁業者交流大会で、ほかの5人とともに認定証を受け取った。今回を含め、県内の漁業士は69人。
 大会には、漁業関係者や市町村の職員など約120人が参加。沖縄水産高校の食品化学科の生徒は、通常は廃棄されるマグロの血合い肉を生かし、トマトと合わせてレトルトカレーにした商品を紹介した。(政経部・天願壮史朗)
久米島漁協の伊関さん、女性初の「漁業士」に 「若手の増加と女...の画像はこちら >>
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