【沖縄】沖縄市の沖縄こどもの国は来年春、県内初となるミニカバを展示する。国内での飼育は7施設目。
大阪府吹田市の「生きているミュージアム NIFREL(ニフレル)」から、繁殖を目的としたブリーディングローンで提供を受ける。
 来園するのは体重約190キロのメス「ネムネム」。2023年8月生まれで、現在2歳。同園では、担当飼育員が事前研修をするなど受け入れの準備を進めている。
 ミニカバは世界三大珍獣の一つとされる希少動物。体重が2~3トンに達する一般的なカバに比べ、約10分の1と小柄で、主に陸上で生活する。同園ではカバ2頭を飼育しており、両種を比較して観察できるのも見どころだ。
 ミニカバの移送は来年春ごろの予定で、沖縄の温暖な気候に慣れ次第、一般公開する。
 同園理事長の花城大輔市長は「ミニカバは愛らしい姿で幅広い世代に親しまれている。クリスマスにうれしいニュースを届けられてうれしい」とコメントとした。(中部報道部・垣花きらら)
沖縄こどもの国に「ミニカバ」来園 県内初、メスの「ネムネム」...の画像はこちら >>
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