国の天然記念物リュウキュウヤマガメ、ヤエヤマセマルハコガメ100匹余りを密売目的で捕獲し不正に中国(香港)へ持ち出そうとしたとして、種の保存法違反、関税法違反などの罪に問われた中国籍の男女4人の初公判が6日、那覇地裁(大嶋真理子裁判官)であり、4被告は起訴内容を認めた。

(資料写真)沖縄地区税関に押収されたリュウキュウヤマガメ

 種の保存法違反、関税法違反の罪に 問われたのは32歳、38歳、24歳の3被告。
文化財保護法違反の罪に問われたのは26歳の被告。いずれも自営業。
 検察側の冒頭陳述などによると、昨年9~10月、本島北部や久米島、西表島(竹富町)でリュウキュウヤマガメ、ヤエヤマセマルハコガメ計142匹を捕獲。その一部を箱に詰めて品目欄に「ビスケット」とうそを書き、中国へ郵送を試みたとされる。国際郵便の税関検査で発覚した。
 被告人質問で32歳の被告は「(カメを香港へ持ち帰り)一部をペットとして飼い、残りは販売するつもりだった」などと述べた。
 検察側は、共犯者同士のメッセージ履歴などから4千万円近い額の密売計画があったと指摘。中国内の闇取引でカメ1匹当たり38~57万円で売買されていると説明した。
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