「笑気麻酔」「ゾンビたばこ」などと呼ばれる鎮静剤「エトミデート」成分を含む薬物を密売目的で自宅に保管していたとして、医薬品医療機器法違反(販売目的貯蔵)などの罪に問われた福岡市博多区の無職の被告の男(21)の初公判が6日、那覇地裁(大嶋真理子裁判官)であり、被告は起訴内容を認めた。
 検察側の冒頭陳述などによると、被告は2024年11月ごろからエトミデート含有の液体を所持、使用していた。
25年3月、別件の恐喝事件で捜査中だった県警が被告が当時住んでいた浦添市の自宅を捜索したところ、エトミデート含有の液体カートリッジ38本(約63グラム)が見つかった。
 被告は密売グループ「69(シックスナイン)」の指示役で、友人らと共謀しSNSなどを通じて不特定多数に販売。カートリッジ1本当たり8千円~1万円で仕入れ、1万5千円~2万円で転売していたとみられる。
 麻薬のMDMAを使用したとして麻薬取締法違反の罪にも問われており、検察は余罪で追起訴を検討している。
 弁護側の証人として出廷した被告の父親は、事件発覚当時、被告と同居していたが「(違法薬物の)販売や使用は知らなかった」と述べた。
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