戦後の米軍統治下の沖縄を舞台にした映画「宝島」の大友啓史監督が11日、沖縄市のシネマプラザハウスで舞台あいさつを行った。「長い時間をかけて伝えていきたい作品だ。
皆さんにも『見る価値があった』と広めていただけるとありがたい」と呼びかけた。(社会部・真栄里泰球)
 同作は、妻夫木聡さんや広瀬すずさんらが出演。「沖縄が米国だった時代」の混迷を駆け抜けた若者たちの軌跡を描いている。
 監督と観客による質疑応答では、大きなスケールとリアリティーのある描写で当時を描いたことへの評価や、「子どもたちにも見てほしい」といった声が上がった。
 大友監督は「平和や自由、民主主義などの概念が形骸化し、その大切さが分からなくなっているのではないか」と懸念を示し「この映画を通して関心を持ってほしい」と語った。同館での上映は15日(木)までの予定。
大友啓史監督、「宝島」に込めた平和への願い 「概念が形骸化」...の画像はこちら >>
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