【石垣】0~2歳が通う石垣市の小規模保育園で2021年から25年にかけ、園児への虐待などが計36件起きていたことが分かった。職員5人が関与した可能性がある。
「園児の背中をたたいて赤くなった」事態や「お前だめよ、帰れ」などの発言が報告されている。保護者からは「虐待が長期間 続けられていてショックだ」との声が上がる。

(資料写真)石垣市役所=2022年2月28日、石垣市真栄里(小型無人機で撮影)

 市によると、昨年10月に複数の園職員から情報提供を受け、同11月に特別指導監査で職員のヒアリングなどを実施した。今月6日に改善を指導し、再発防止策などを書面で提出するよう求めている。8日にホームページで公表した。
 関係者によると、園児に対する「心理・身体的虐待」が14件、「不適切保育」が7件、「子どもの人権擁護の観点から望ましくない・保育の専門性に欠けた行為」が15件あった。「0歳児の胸を両手で引っ張った」などの行為も含まれる。
 園側は11日に保護者説明会を開いたが、虐待には言及しなかった。市のホームページで虐待の指摘を知った保護者が市などに問い合わせ、再度14日に市担当者も同席して説明会があった。園側は市の指摘を認めて謝罪し、対策を講じる姿勢を示したという。本紙の取材には応じなかった。
 保護者の1人は「密室での虐待は許せない。
園との信頼関係は壊れた」と話した。(八重山支局・砂川孫優)
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(資料写真)石垣市役所=2022年2月28日、石垣市真栄里(小型無人機で撮影)">
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