【小橋川慧通信員】 那覇市のスタジオドリームアート出身の丸山ほたるさん(22)は、カナダ三大バレエ団の一つ、アルバータ・バレエ団のダンサーとして活躍している。12月13日には公演中の「くるみ割り人形」のステージで、コール・ド・バレエ(群舞の踊り手)の地位から準主役級のソリストへの昇格が発表され、芸術監督やダンサー仲間、観衆から祝福を受けた。

芸術監督や観客も祝福
 3歳でバレエを始めた丸山さんは、次第に海外の大きな舞台で見る人を感動させるダンサーになりたいと思うように。海外のバレエ団とその付属スクールの情報検索が日課になり、自分に最適と思われるカルガリー市のアルバータ・バレエ・スクールに、クラシックバレエとコンテンポラリーダンスを含むオーディション用の自作動画を送った。
 結果、2022年1月にプロダンサーを目指す高卒者を対象にした同スクールのポストグラジュエート・プログラムへの入学が許可された。同年の9月から23年6月まで同学校のトレーニープログラムに所属。アルバータ・バレエ団の団員と一緒に踊る機会もあり夢は広がった。
 その後、バレエスクールから2人だけ選ばれ23年8月、憧れのバレエ団にアプレンティス(研修生)として入団、翌年の12月にはコール・ド・バレエとなった。
 今回の準主役級への昇格に際し、バレエ団は「入団以来ほたるは芸術性と多彩な演技で観客を魅了し、新作『くるみ割り人形』ではクララと金平糖の精役に深みと優雅さを吹き込んだ」と称賛。
 丸山さんは「毎日の小さな努力の積み重ねを評価していただけてうれしい。私を信じて指導してくださった監督や常に励ましあっている仲間、応援してくださる多くの人たちへの感謝の気持ちでいっぱい」と語った。
 また、スタジオドリームアートで指導を受けた松川夏子さんや上原なつきさんをはじめ、母親の精神的サポートのおかげで、外国でのバレエ人生を続けられていると実感を込めた。
(写図説明)(右)「パイレーツ人形の踊り」を舞う丸山ほたるさん(中央)=アルバータ・バレエ団提供
(写図説明)(左)「くるみ割り人形」のステージでソリスト昇格の発表があった丸山さん。王子役を務めたダンサーから祝福を受けた=12月13日、カナダ(本人提供)
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@カナダ 名門バレエ団で活躍 那覇のスタジオ出身丸山さん 準主役級に昇格 「家族や仲間に感謝でいっぱい」 [ワールド通信員ネット]
「くるみ割り人形」のステージでソリスト昇格の発表があった丸山さん。王子役を務めたダンサーから祝福を受けた=12月13日、カナダ(本人提供)
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