衆院選が27日公示され、沖縄本島南部と宮古、八重山地域を含む11市町村の沖縄4区には、届け出順に国民新人の崎枝裕次氏(44)、自民前職の西銘恒三郎氏(71)、中道新人の砥板芳行氏(56)、れいわ前職の山川仁氏(51)が立候補した。候補者は各地の街頭に立ち、「第一声」を発し、支持を呼びかけた。
第一声の要旨をまとめた。

(左から)崎枝裕次氏、西銘恒三郎氏、砥板芳行氏、山川仁氏

■崎枝裕次氏(国民)「手取り増やす政策進める」

出発式で支持を呼びかける崎枝裕次氏=27日午前9時32分、豊見城市真玉橋

 輸送コストが非常に高い。私の住む西表島ではレタスが千円を超えたこともある。国民民主党はガソリン税の暫定税率を廃止した。次は軽油税率の撤廃で沖縄の輸送コストを下げる。子どもに明るい未来があるのか不安の声を聞く。一人一人が必死になって稼がなければ、生活も子どもも支えられない状況だ。現役世代の手取りを増やす人材のマッチング、設備投資を促し、手取りを増やす政策を進める。親世代の年金、介護問題も解決していく。古い政治を変え、新しい未来、新しい沖縄を選べる政策を打ち出していく。
■西銘恒三郎氏(自民)「物価高を上回る賃上げを」

出発式で支持を訴える西銘恒三郎氏=27日午後1時16分、沖縄県石垣市美崎町

 離島の先島地域は輸送コストが上乗せされてさらに物価高となっている中、それを上回る賃上げの好循環社会をつくり上げる。政府は物価高対策に手を打ちながら、新年度予算案を過去最大規模の122兆円としている。
選挙後は速やかに予算を成立させてさらに物価高対策に取り組む。国際情勢の変化で日本を取り巻く安全保障環境は厳しいが、その根幹を先島、八重山の住民が担っている。備えるべきは備え、自衛隊や海上保安庁などと連携して平和状態を永続させる。国民の不安を希望に変え、沖縄を強く豊かにする。
■砥板芳行氏(中道) 「思いやりのある政治実現」

出発式で支持を訴える砥板芳行氏=27日午前9時25分、南風原町・兼城交差点

 沖縄が抱える課題は多い。観光客が訪れているが、受け入れる県の交通インフラの整備が追いついていない。4区は1次産業の生産拠点だが、物流コストが高い。成長や生産性の向上を阻害している。80年前の沖縄戦では多くの県民が亡くなった。高市首相の「『台湾有事』が存立危機事態になり得る」とした発言で、日中関係は現在大変厳しい状況だ。軍事力に頼るのではなく、外交に力を入れて相互理解に基づく平和な社会をつくり、くらしを守る。世界では排外主義が横行しているが、思いやりのある政治を実現したい。

■山川仁氏(れいわ)「物価高対策・国民生活守る」

第一声で支持をを呼びかける山川仁氏=27日午前10時30分、糸満市兼城交差点

 争点は経済政策、物価高対策、国民生活を守る3点。消費税廃止、社会保険料の減免、大学院までの教育無償化などが必要だ。4区では軍事化を許さず弾薬庫とミサイルの配備はノーだ。現地の声を今後も直接国会に届けたい。海洋に大事な資源が眠る4区で南西シフト、日米合同訓練で中国と戦争をしようとしてどうするのか。中国から物資が入らなければ日本経済は壊れる。中国とは琉球王国時代から仲良くしてきた。日本の政治が沖縄を壊そうとする状況を止めないといけない。辺野古新基地、那覇軍港移設も反対だ。
 
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