【糸満】糸満市真栄平にある非行女子の更生施設の沖縄女子学園は20日、「二十歳を祝う式典」を開いた。二十歳を迎えた2人がそれぞれ過去の非行を振り返り、再スタートを誓った。
(南部報道部・国吉聡志)
 1人は「自分の都合でうそをつく癖があり、これまで自分を許せなかった。自分を変えたいと思っているが、自信がなく出院したらまた再犯するかもしれない」と打ち明けた。
 不安を語る一方で「将来の夢をしっかり持てば、成長することができる」と自分に言い聞かせた。
 その上で「母と祖母にはたくさんの愛情をかけて育ててもらった。今度は誰かに愛情を分けてあげたい。お母さん、たくさん迷惑をかけてごめんね」と語った。
 別の女性は母からの手紙の中で「家族で幸せになろう」という一文を見つけ、「これまで母から愛されていたと感じたことはなかったが、そうではなかったと悟った」と振り返った。
 社会に出たら専門学校に通って自信を持ちたいと夢を語り、「自分の長所や短所を知り、感情をコントロールしながら他人を理解できるようになりたい」と目標を語った。
 2人を祝福した在院生の女性は「本当は社会で二十歳を迎えたかったのかもしれない。さまざまな気持ちがあると思う」とおもんぱかった。「ここで学んだことは出院後に必ず生きる。一人で抱え込まず、女子学園の職員を頼りながら自分を変えていってほしい」と激励した。

 沖縄少年院でも式典があり、二十歳の3人を祝福した。
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