生活を送る中でわれわれは常に「業」と共に生きているわけで、生きれば生きただけ、なんなら先祖の分まで業を背負って生きている場合もあり、考えただけで人生が大変なわけですが、落語で笑って「まぁいっか」と気持ちが軽くなるその状態を「落語とは人間の業の肯定である」と表現なさった天才が、故・立川談志師匠。
 この映画は、談志師匠の弟子で、業の巨人・快楽亭ブラック師匠のドキュメンタリー。

 業を肯定するはずの談志一門さえも業を理由に破門となり、その生きざまに憧れて入門したはずの弟子に業を理由に訴訟を起こされ慰謝料30万円を支払う…。
 確かな実力で人生をネタにカルマを吐き出す圧巻の高座やパフォーマンスに爆笑してるうち、己の業を受け入れる覚悟が持てたような持てないような…。
 初日はご本人のトークもあります。(桜坂劇場・下地久美子)
◇あすから桜坂劇場で上映
【桜坂劇場・下地久美子の映画コレ見た?】『落語家の業』 「業...の画像はこちら >>
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