【宮古島】「宮古島のパーントゥ」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている宮古島市上野野原の伝統祭祀(さいし)「サティパロウ(里祓(はら)い)」が8日、集落内で行われた。無病息災を願い、旧暦12月の最後の丑(うし)の日に行われる。

 来訪神パーントゥの仮面を顔にあてがった男児が先頭になり、「ホーイホイ」と声を出して新築の倉庫など集落内を練り歩いた。
 行事の担い手は女性と小学生以下の子どもだ。長年祭祀に関わる仲里千代子さん(72)によると、少子化だけでなく、この1年間は集落内で不幸が続き、その家族が参加できず開催が危ぶまれていた。「みんなが危機感を持ち、移住者や退職後に戻ってきた人が参加してくれた。続けることが大事だと改めて実感している」と近年では女性の参加が多かったことに感謝していた。(宮古支局・當山学)
来訪神が「ホーイホイ」と厄払い 集落練り歩き無病息災願う 宮...の画像はこちら >>
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