【名護】もうすぐバレンタイン。「LISA(リサ)チョコレート」はいかが-。
篠原孝子さんが名護市宮里で営む自然食品や総菜販売店「カナサ」では、フェアトレード団体ネパリ・バザーロ(土屋春代会長)が取り組む「沖縄カカオプロジェクト」から生まれた健康と環境に優しいチョコが販売されている。(北部報道部・大庭紗英)
 プロジェクトは2017年、同団体と市内で作物の加工販売を手がける「ネクストステージ」が沖縄の新たな産業づくりや、障がいのある人の働く場の確保などを目的に、カカオ栽培や製品製造を目指すために立ち上げた。
 現在、本島北部と久米島でカカオ栽培に取り組んでいるが、製品化するためには一定の収穫量が必要。カカオが育つまでの期間、南インドからカカオ豆を取り寄せ、県産の黒糖や塩を活用したリサチョコレートを製造している。
 「リサ」は低投入持続型農業の英語の略、農薬や化学肥料をなるべく使わない環境や健康に配慮した製品を意味する。
 製造は同団体の工房(岩手県)の他、県内ではプロジェクトに賛同した久米島の「TATAMI CHOCOLATERIE」が独自でリサチョコレート作りに取り組んでいる。
 さらに雇用創出を実践するため、団体が輸入したカカオ豆を県内の社会福祉法人でカカオニブに加工し、販売も行っている。
 篠原さんは、名護市の辺野古新基地建設反対運動を通して知り合った土屋会長のプロジェクトへの思いに賛同。21年に開店したカナサには、同団体が手がける多くの商品が並んでいる。
 店頭のリサチョコレートは、粗塩の塩味がアクセントの「シーソルト」やスパイシーな「シナモン&ジンジャー」(各20グラム669円、45グラム1296円)などフレーバーも魅力的だ。
 篠原さんは、「製品を通して、もっと輪を広げたい。ぜひ店に来て手に取ってほしい」と呼びかけた。
沖縄産素材のチョコいかが 「沖縄カカオプロジェクト」生まれ ...の画像はこちら >>
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