県立南部工業高校(下地二夫校長)電気科の生徒14人が、経済産業省が管轄する国家資格「電気工事士」の2025年度の試験に合格した。ビルや工場などの高電圧の施設工事に従事できる第1種に2人、屋内の電気回りの工事を取り扱う第2種に12人が受かった。

 試験は上期と下期の年2回。学科と実技の両方に合格する必要がある。同校では放課後や土曜日、夏休みに試験対策の講習を開き、学習を支援している。
 2年で難関の第1種に合格した屋比久悠佑さん(17)は「1種の試験は計算や法律など覚えることが多く、夏休みや放課後の講習のほか、自宅でも毎日2時間は勉強した」と振り返り、「次は危険物取扱者やパソコン関係の資格も取りたい」と意欲を見せた。
 第2種に合格した3年の吉元蒼(そら)さん(18)は「卒業後は電気工事の会社に就職が決まっているので、コンセントの設置など実際の仕事で役立てたい」と抱負を語った。1年の赤嶺翼さん(16)は「友達と励まし合い学習できた。合格した時は家族もとても喜んでくれた」と声を弾ませた。
 下地校長は「生徒や先生が合格に向け、熱心に取り組んでくれた。生徒の送迎など、保護者の協力も大きかった」と述べた。
 他の合格者は次の通り。(敬称略)
 【第1種】大城蒼安(そうや)【第2種】伊保海琉(かいりゅう)、上原侑也、上間幸太郎、亀川大幸(たいこう)、渡名喜遥斗、伊敷憶人(おくと)、金城琉一(るい)、山川太生(だいき)、知念孝明(なりあ)、仲程カイト
(社会部・玉城尚也)
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夏休みや放課後に講習、自宅でも毎日2時間勉強 難関の電気工事士1級に2人合格 沖縄・南部工業高生、2級も12人
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