【名護】旧暦1月2日の18日、名護市辺野古で水の恵みに感謝し今年1年の無病息災を願う恒例行事「カーメー」(井泉参り)が行われた。神人(カミンチュ)やノロのお供とされるサンナモーの女性たち、辺野古区の職員ら40人ほどが太鼓を打ち鳴らしながら区内7カ所の井戸などを巡り、「ヒヌク人民ヌ健康マムティクミソーリ」(辺野古の人たちの健康を守ってください)と祈った。

 その後は「十七日毛」と呼ばれる住民たちの集いの場で「かぎやで風」が披露され、地域を見守る神々にカーメーを無事に終えたことが報告された。かぎやで風を舞った高校生の国場りみさん(18)、中学生の姫香さん(14)姉妹は「振り付けはこなせたと思うけど、風が強くてタイミングが難しかった」。昨年11月の村踊り以降はあまり練習できなかったというが住民らの喝采(かっさい)を浴びた。
 同区の徳田真一区長は「カーメーは辺野古が『人が暮らし、祈り、つながってきた地域』だと示す大切な行事。社会環境が変わっても次世代につないでいきたい」と話した。(北部報道部・前田高敬)
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