【東京】衆院選で中道の公認を受けて立候補し、落選した前衆院議員の屋良朝博氏と新垣邦男氏は25日、衆院議員会館で中道の小川淳也代表と面会し、沖縄の基地問題に対する具体的な政策を示すよう申し入れた。

(資料写真)新基地建設の埋め立て工事が進む名護市辺野古沿岸。
右は大浦湾=2025年12月23日(朝日新聞社機から小宮健撮影)

 小川氏は13日の就任時、名護市辺野古の新基地建設について 賛否を明らかにしなかった。屋良氏らは今後の政策決定に向け沖縄側の意向を伝える必要があると考え、面会を申し入れた。
 屋良氏らは基地問題への「曖昧な姿勢」が沖縄での最大の敗因と説明。沖縄に負担を押し付ける日米同盟の是正や「辺野古唯一論」の打破、説得力のある明確な対案の提示などを訴えた。申し入れ書には沖縄4区に立候補した砥板芳行氏も名を連ねた。
 面会後、小川氏は本紙などに「気持ちはよく受け止める。党内で慎重に議論をしなければならない、と伝えた」と説明。政策を示す時期については「簡単な問題ではない」と明言を避けた。
 中道は結成にあたり、当時の立民の安住淳幹事長が「(新基地建設を)ストップすることは現実的ではない」と発言。新基地建設に反対する「オール沖縄」勢力の支持を受けてきた屋良氏らは厳しい選挙戦を強いられた。
 小川氏は安住氏の対応を「当時の執行部の話」としつつ「沖縄の気持ちが分かる人間の立場から言うと、もう少し丁寧な発信とか発言が必要だったのではないかと感じていた」と振り返った。(東京報道部・島袋晋作)
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(資料写真)新基地建設の埋め立て工事が進む名護市辺野古沿岸。
右は大浦湾=2025年12月23日(朝日新聞社機から小宮健撮影)">
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