県産魚のうまみを最大限引き出すべく、元フレンチシェフで代表の屋部海斗さん(28)が頭をひねった海鮮料理が人気を集めている。昨年7月のオープン後、交流サイト(SNS)の発信や県内のグルメ番組で紹介された影響で口コミが広がり、今や行列ができる日も少なくない。

 お店の一押しは煮込み料理の「アクアパッツァ定食」(2500円)。日替わりの魚を丸ごと一尾、お皿にのせ、ムール貝や野菜で彩りを添えたごちそうだ。身はほろほろで、口の中で魚のうまみがふんわりと広がる。使う魚は沖縄近海で取れたハマダイなどの深海魚が中心。定食には白米とみそ汁、小鉢が付き、追加料金でマグロ丼やイカ墨汁への変更も可能だ。
 魚の味を引き立てるのが特製の魚介ソース。濃厚なうまみがあり、かつ上品な味わいで相性抜群だ。調理のベースは、魚の骨やあらを使うフランス料理基本のだし「フュメ・ド・ポワソン」。「ガーリックバター焼き定食」(2500円)でも同じだしを使っている。
 他に、4種の県産魚が楽しめる「海喜丼定食」(2千円)や、最近では「イカ墨汁定食」(1500円)も人気。丼や小鉢に使う生マグロは那覇市まで足を運んで仕入れている。
 屋部さんは、県内のフランス料理店で数年間、料理長を務め、その後、ホテルのレストランや海鮮食堂で腕を磨いた。
「自分の店を開きたい」との思いが募り、1年ほど前に知人の紹介で今の建物と巡り会い、開業を即決した。
 「特に県民に沖縄の魚のおいしさを知ってほしい。祝いの席や月1回のぜいたくなランチ感覚でぜひ来店を」と屋部さん。現在の客層の8割が県民だ。夜も営業中で、従業員も募集している。
(北部報道部・比嘉海人)
=金曜日掲載
 【お店データ】営業時間は午前11時~午後4時、午後5~9時。ラストオーダーは30分前。火曜定休。駐車場は12台。
(写図説明)県産魚を使った料理を追求する元フレンチシェフで店代表の屋部海斗さん=23日、本部町伊豆味・海喜食堂
(写図説明)一押しの「アクアパッツァ定食」。魚はハナフエダイ(通称ビタロー)
(写図説明)海喜食堂
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[胃心地いいね](868) 県産魚のうまみ最大限に 海喜(みき)食堂 本部町伊豆味2661の1 電話080(6497)1571 
一押しの「アクアパッツァ定食」。魚はハナフエダイ(通称ビタロー)
[胃心地いいね](868) 県産魚のうまみ最大限に 海喜(みき)食堂 本部町伊豆味2661の1 電話080(6497)1571 
海喜食堂
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