沖縄本島北部や久米島、西表島で昨年9~10月、国の天然記念物リュウキュウヤマガメ、ヤエヤマセマルハコガメ計100匹以上を密売目的で捕獲し、国際郵便で不正に中国(香港)へ持ち出そうとしたとして、種の保存法違反、関税法違反などの罪に問われた中国籍の男女4人の判決公判が27日、那覇地裁(大嶋真理子裁判官)であり、いずれも求刑通り拘禁刑1年~1年6月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡された。
 種の保存法違反、関税法違反の罪に問われた32歳の被告は拘禁刑1年2月、39歳と24歳の被告は拘禁刑1年6月、文化財保護法違反の罪に問われた26歳の被告は拘禁刑1年と罰金20万円だった。

 大嶋裁判官は、希少生物を香港に密輸し高額の利益を得ようとした被告らに対し「動機は身勝手というほかない。刑事責任は相応に重い」としつつ、反省の態度を示していることから酌むべき事情もあると量刑理由を述べた。
天然記念物など希少種のカメ100匹を密輸 中国籍男女4人に有...の画像はこちら >>
編集部おすすめ