沖縄県南城市のビーチ沖合で昨年9月、遊覧飛行中のモーター付きパラグライダーが海上に墜落し2人が死傷した事故で、中城海上保安部は3日、事故で死亡した操縦者の男性=当時46歳=を業務上過失傷害の疑いで容疑者死亡のまま那覇地検沖縄支部に書類送致した。不起訴となる見通し。

 中城海保によると、昨年9月3日午後、南城市のあざまサンサンビーチ沖合でモーター付きパラグライダーを操縦する際、緊急パラシュートや浮き具といった救命設備を装備しないなど事故を未然に防ぐ注意義務を怠り、パラグライダーを海上に墜落させ、乗客の中国籍の女性=当時23歳=に高度の意識障害などの重傷を負わせた疑いがある。
 パラグライダーは飛行中、操縦者用の座席をつり下げていた右側の化学繊維製のベルトが摩耗によって切れたことでバランスを崩し、揚力を失ったという。中城海保が運営会社から関係資料を押収するなどして捜査していた。
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