【宮古島】宮古島市城辺比嘉の伝統行事で市指定無形文化財の「旧二十日正月(パツカショウガツ)」が旧暦1月20日の8日、集落内で行われた。
 1913年から祝賀行事として始まった。
同年は、字所有の山林に植えられていた松木の売却金の分配を巡って平民と士族が対立して訴訟に発展し、和解した翌年に当たる。
 この1年間に住民が購入した自動車やダンプカー、トラクターなど計6台の周囲を2体の獅子舞が回り、安全を祈願した。
 角井雅子自治会長(68)は「113年前から脈々と続けてきた伝統を後世につなぎ、比嘉の繁栄を築きたい」と話した。トラクターを購入した伊良部浩一さん(62)は「みんなにお祝いしてもらい、農業にも精を出していきたい」と喜んでいた。(宮古支局・當山学)
 
(写図説明)新しい農機具の周囲を回る獅子舞=8日、宮古島市城辺比嘉
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