名護市辺野古沖の転覆事故で亡くなった「不屈」船長は、2007年から約20年にわたって新基地建設に反対する抗議船の船長を続けていた。14年からは「不屈」を操ってきた。


クレーンで引き揚げられた転覆船「不屈」。操舵席が破損している=16日午後5時36分、名護市・辺野古漁港(金城健太撮影)

 自著によると、 北海道出身で04年に辺野古の抗議現場を初めて訪問。以来、県外から辺野古の座り込みに通った。06年、南城市にある教会の牧師に赴任。牧師を務めながら、新基地建設抗議の海上行動に関わった。
 亡くなった船長と共に、抗議船の船長を務めてきた男性(62)は県外で事故を知り「安全を最優先した航行を心がけている中、このような事故が起きてしまい、まさかという気持ち。一番のベテランの船長だった」と声を落とした。船長を務めたことがある女性(77)は「とても穏やかな方。『大浦湾と辺野古を見て感じてほしい』とよく話していた」と落胆した。(社会部・當銘悠)
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クレーンで引き揚げられた転覆船「不屈」。操舵席が破損している=16日午後5時36分、名護市・辺野古漁港(金城健太撮影)">
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