名護市辺野古沖で船2隻が転覆し2人が死亡した事故を受け、船の運航団体が所属する「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」は17日、喪に服すため、新基地建設に対する全ての抗議活動を22日まで自粛すると明らかにした。船を使った海上での行動は、事故原因が究明され、十分な安全対策が講じられるまで休止する。

 福元勇司事務局長ら同会議のメンバーが記者会見し、「私たちの仲間が事故を起こし、ご心配をかけた。おわび申し上げる」と頭を下げた。
 米軍キャンプ・シュワブゲート前での座り込みなどは23日以降に再開し、3月末まで拡声器を使わないという。海上行動に関しては海上保安庁と安全な航行に向け協議していく考え。
 2隻を運航するヘリ基地反対協議会・仲村善幸共同代表は、旅客定員12人以下の船で人を運送する場合、有償・無償に関わらず必要な「内航一般不定期航路事業」の登録をしていなかったことについて、弁護士と相談し調査する意向を示した。漁港使用届は名護市に提出しているという。
 海上行動の際の出港基準を問われると「明文化されたものはないと思うが、(波の高さなど)専門的なことは知識を持っている人に一任している」と話した。
 同会議に「公金が支出されている」との情報に対しては、福元事務局長が「全くない。私たちは任意団体で補助をもらっている団体ではない」と明確に否定した。
 会見に先立ち、同会議は那覇市内で非公開の緊急幹事会を開催。「平和丸」の船長を含め約25団体が参加し2時間ほど行われた。(政経部・又吉俊充、田中青葉)
オール沖縄会議が会見 「全ての抗議活動を自粛」 辺野古沖の転...の画像はこちら >>
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