昨夏の王者として「春のセンバツ」に挑んだ沖縄尚学。19日の初戦、強打の帝京(東京)相手に先制点を挙げたものの、八回に逆転された。
最終回では粘り強さを見せ1点差まで詰め寄ったが、あと一歩及ばず、3-4で涙をのんだ。アルプススタンドで応援した保護者らは部員の健闘をたたえ「夏にリベンジしてほしい」と前を向いた。
 先手を取った三回表、適時二塁打の1番仲間夢祈(いぶき)選手の父芳博さん(42)は「先制点が欲しい時に打ってくれた」とたたえた。試合後、「胸を張って帰ってこいよ」とラインを送った。
 エース末吉良丞投手は、八回途中まで9奪三振と快投を見せたが、守備が崩れた八回に逆転の2点二塁打を浴びた。会場で見守っていた母の伊織さん(39)は「戦う気持ちは伝わってきた。見つかった課題を夏の成長につなげてほしい」と話した。
 九回二死満塁のチャンスで代打として起用された仲村虹星(こうせい)選手は左前打で1点を返した。父の真徳さん(50)は「少年野球の頃から甲子園を一緒に追いかけてきた。よく頑張った」と感無量だった。
 父母会の上原泉会長(57)は「正直言うと悔しい結果。夏に向けて、全員で切磋琢磨(せっさたくま)してほしい」とエールを送った。

(社会部・西平光葉)
 
(写図説明)アルプススタンドから熱い声援を送る沖尚の応援団=19日、甲子園球場(又吉宏宜撮影)
沖縄尚学の粘りに「感無量」 高校野球春センバツ 保護者ら健闘...の画像はこちら >>
編集部おすすめ