2027年就活生の徳田真之介さん(左から2人目)、 宮城笑凜さん(左端)、 2026年卒内定者の山本里海さん(右から2人目)、 島袋雷斗さん(右端)

 就活生が、内定を勝ち取った先輩たちに聞く「就活お悩み座談会」。学生にとって、就職活動は初めてだらけで戸惑うことばかり。
内定者の体験は、成功も失敗も参考になりました。(デジタル編集部・照屋剛志)
■相談する人:2027年就活生
 徳田真之介さん(沖縄大学) 金融業界志望
 宮城笑凜さん(沖縄女子短期大学) マスコミ業界志望
■アドバイスする人:2026年卒内定者
 山本里海さん(沖縄国際大学) 航空業界内定
 島袋雷斗さん(専門学校那覇日経ビジネス) 金融業界内定
ーー就活にどのように取り組みましたか?
島袋雷斗 県内地銀2行を受験しました。そのうち1カ所から6月頃に内定をいただきました。
山本里海 1年生から大学のキャリア教育の講義を受け、3年生からは支援課に通い面接対策など本格的に動き始めました。6月頃に内定をいただきました。
面接どうしてた?
徳田真之介 面接で自分を売り込むためにしたことはありますか?
島袋 まず、エントリーシート(ES)で自分についてしっかり書かないといけないので、自己分析がとても重要。面接ではESを基に質問されるので、書いた内容を発展させて答えるようにしました。志望企業の理念や業務に結びつけるように工夫もしました。グループ面接では、順番が最後になると、志望動機などの回答が似通ってくるので臨機応変に答えていました。
山本 あがり症なので面接のたびに緊張していました。ただ、「少しお時間いただいてよろしいですか」と焦らず、落ち着いて答えるようにしました。緊張し過ぎて、入室前にドアを4回ノックしてしまい、面接官に笑われたことも。
「緊張しています」と素直に伝えられたので、逆に印象がよくなったと思います。
宮城笑凜 面接の練習はどうしていましたか?

2027年就活生の宮城笑凜さん

山本 自分の考えを自分の言葉で伝えられるように、1週間の出来事を毎週、キャリア支援課の先生に話す課題に取り組みました。3年生の5月から通っていました。また、練習の様子をボイスレコーダーで録音して客観的に確認していました。「なんか」を多用していたり、回答を丸暗記すると機械的になっていたりと改善点に気付きました。
島袋 企業の採用担当者が模擬面接をする授業がとても役立ちました。フィードバックもあり、言葉遣いや座り方まで見られていることなども分かりました。
伝えたいことを真っ先に
宮城 話が長くなってしまう性格で、先生からは「回答がまとまっていない」と指摘を受けてしまいます。本番は緊張すると思うので、きちんと回答できるのか不安です。
島袋 話が長くなると、自分でも言いたいことが分からなくなりますよね。私は伝えたいことを真っ先に、簡潔に述べるようにしていました。他に比べて短く感じることもありましたが、長々とまとまりなく話すよりはよいと思います。

山本 鋭い質問をされた時はひるみましたが、前向きに答えることで、乗り切れたと思います。

2026年卒内定者の山本里海さん

ーーほかに力を入れたことはありますか?
山本 話し方や笑顔の練習はけっこう頑張りました。マスクを着用していても笑顔が伝わるようにするのはたいへんでした。マスクをしていても歯を見せて笑うのがコツです。
ーー志望業界の決め方は?
島袋 最初は自動車業界を志望していました。企業説明会に参加するうちに金融にも興味が出て、先生に相談したらどちらも受験してみてはとアドバイスをもらいました。
山本 航空業界志望でしたが、1社のみだとハイリスクと指摘されました。自己分析の手法の1つで、自分の経験を紙に書き出して特性を見極める作業を通して、接客業に関心があると気付き、ホテル業界にも広げました。
モチベーションを高めるコツは?
宮城 筆記対策で難しい問題を前にすると、現実逃避してしまい、さらに焦りが募ります。どのようにモチベーションを維持していましたか?
山本 なりたい職業に就いた自分の姿を想像していました。妄想ですよね(笑)。就職したら、こういうことがやりたいとキャリア支援課の先生に話して、気持ちを高めていました。

徳田 私もSPIの点数が上がらず、焦っています。それでも今やらないと後悔すると思い、こつこつ続けています。
島袋 やるべきことをやって、本番直前は友人とおしゃべりして気持ちを楽にするようにしていました。
ーーメンタルケアはどうしていましたか?
島袋 ジムで体を動かしていました。実は1社目の不採用通知は、ランニングマシーンで走っているときに届きました。落ち込みましたが、汗を流して気持ちを切り替えました。就活の期間は長いので、気持ちの切り替えが大切だと思います

2026年卒内定者の島袋雷斗さん

ーー就活で仲良くなった学生はいますか?
山本 専門学生は、就活の情報量がとても多いので、仲良くなっていろいろ教えてもらっていました
宮城 短大生の受験は少ないので、周囲に声をかけて、いろいろ聞いています。大学生や専門学生は友人と一緒が多いのですが、私は独りなので危機感が強いのかもしれません。くじけそうになることもありますが、志望を叶えたいので頑張って参加しています。
ESに書くべきことは?
徳田 「ガクチカ」(学生時代に力を入れたこと)ですが、ESに何個ぐらい書くといいですか?
山本 私は1つだけ、成功体験でなくて失敗経験をガクチカにしました。失敗したことの方が学びって多いじゃないですか。失敗したけど、自分の中で頑張ったという思いと学びがあったので、自信を持ってガクチカに書いていました。
ESには、面接でそれを深掘りされても答えられることを書くといいと思います。
ーー生成AIは利用していますか?
山本 頼り切るのはいけないと思い、ESの添削しか使っていませんでしたが、先生から「人間味がない」と助言をもらい、気を付けていました。積極的には使っていません。
島袋 ESのヒントをもらうなど、私も参考にする程度でした。
徳田 筆記試験のスコアの問題を生成AIに作ってもらい、解いています。
宮城 話し相手や、自己分析で使い始めています。

2027年就活生の徳田真之介さん

気持ちを上げて自分らしく
ーー就活生に一言お願いします
島袋 長期間でプレッシャーもあり、不安は誰にでもあると思います。「絶対に受かる」と言葉に出して、気持ちを上げて乗り切ってほしいです。
山本 忘れないでほしいのは、「自分らしさ」。自分しかしていない経験が必ずあります。自信を持って臨んでください。
「正直、内定の決め手って何でした?」 2027年就活生が20...の画像はこちら >>
2027年就活生の徳田真之介さん(左から2人目)、 宮城笑凜さん(左端)、 2026年卒内定者の山本里海さん(右から2人目)、 島袋雷斗さん(右端)">
「正直、内定の決め手って何でした?」 2027年就活生が2026年卒内定者に聞く、就活お悩み座談会
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